Important

豊受自然農が大切にしていること。

一、土壌菌を大切にする土づくり  堆肥にこだわる 

豊受自然農の農場では、土壌菌が生きている生命力あふれる土壌づくりを重視。そのために、堆肥にこだわり、くぬぎの落ち葉・自然農法の米の米ぬか・麹・調理に使わない野菜のへたなども捨てずに発酵させた発酵堆肥・乳酸菌植物活性液アクティブプラント・ホメオパシーレメディー・豊受野菜で育った牛糞堆肥を使い、豊受御古菌という500種類以上の土壌菌を加え十分発酵させた堆肥を使用しています。それによって、土壌菌が豊富な土になり、野菜が十分な栄養を吸い上げることができる栄養豊富な作物が育っています。

二、農薬、化学肥料 一切不使用 

農薬・化学肥料を一切使っていないので、ファイトケミカルがふんだんであり、皮をむくことなく丸ごと全部作物をいただくことができます。前項にもあるように、自然な堆肥により土壌菌がしっかりと土を活かしてくれているので、化学肥料を使う必要がなく、健康でミネラル豊富な作物が育っています。通常は食材に使われることの少ない栄養豊富なさつまいものつるや、人参葉などもメニューに使用してより野菜のおいしさを生かした食事を提供しています。

三、自然な種(在来種・固定種・自家採種)

雄性不稔などの不自然なF1種や、遺伝子組み換え種子など、健康リスクが懸念される種は使用しておりません。品種にもこだわり、例えば、米はもち米品種との掛け合わせのない血糖上昇が不安な方にも配慮した、昔ながらの「豊受米」を使い、小麦は、アレルギー因子オメガグリアジンを含まないこれも昔ながらの「農林61号」などを、人参は静岡県函南の農場で固定化した味の濃い豊受黒田五寸などを使っています。静岡、北海道の両農場で百種類以上の作物を栽培し、旬のものをレストランで使用しています。

四、食品添加物は無添加の安心な調味料 

料理の味わいを引き立てる調味料も、もちろん安心なものを。塩は、海洋深層水の天然塩を使用。醤油は、大豆は豊受自然農産の在来種の大豆「フクユタカ」、自然栽培の小麦、天然塩を厳選。味噌は、自家採種の黒大豆、大麦を使い、天然塩を原料にしています。さらに料理の美味・栄養に不可欠な酢は、豊受自然農場栽培非加熱の生きているハーブ生酵素・酢を使用しています。そのほかにも塩麹や醤油麹、自然な材料にこだわって製造しています。日本では遺伝子組換えの表示義務がないサラダ油も、オーガニックなNON GMO(非遺伝子組み換え)です。

五、肉や魚も自然なものを 

日本では飼料が遺伝子組み換えの場合がほとんどですが、豊受オーガニクスレストランでは、乳製品や肉、卵なども、NON GMOの飼料で育ったものを選んでいます。また、魚は養殖ではなく、天然のもの。いずれも信頼できる生産者から取り寄せています。

六、「医・食・農・心」同源 

薬草・ハーブの知見をいかした豊受自然農らしいエッセンスを加えながら、健康和食文化の復興を目指しています。伝統のかまどからは常に湯気が立ち、ふっくらとつやつやな豊受米が炊き上がり、豊受野菜の甘さが引き立つ味わい深い蒸し野菜が蒸され、また、各所に木材を活かし、温もりある空間を演出。また、農場より届いた自然な季節の菜花で、皆さまをお迎えいたします。家庭で食べているような、暖かいくつろぎとともに、安全で栄養価が高く、おいしい食事をお楽しみください。